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vert de mai / 5月の緑 >>> edible leaf (レシピ):3set 

¥3,700 税込

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2025年5月に行った展示「vert de mai/5月の緑」のために
製作した作品。

一番好きな色である緑をテーマに、日本の伝統色の中から
ピックアップしたいくつかの色彩と名前からイメージした
食べ物を考えました。
それをedible leaf(=食べられる印刷された紙)として、
レシピに落とし込みました。
3種類のレシピが全部入ったセットです。

○蒼色(そうしょく)
刈りたての青い草を干したような、少し暗い青緑色。
穀物を入れる倉の屋根に草木が茂っている様から、蒼という
漢字が生まれ、この字を当てた色の意味もまた同じ。
「あお」と読むことが多く、顔面蒼白や蒼天など、現代では
どちらかというと青味を表す色としての印象が強いが、
元々は緑系統の色だった。

>>> 蒼色クスクスサラダ
蒼は草木が生い茂る様や緑深い山を表現する字でもある。
由来となった倉の中でも、書物庫ではなくて穀物庫の屋根
というのが、風景が思い浮かぶようでぐっとくる。
(見たことはないけど)
乾いた緑のハーブの香りを取り込んだクスクスを山に見立てて、
ちょっとくすんだ木々の緑をグリルしたケールで表現。
ケールはそのまま生でも食べられるけど、
グリルしたほうが美味しいと思う。

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○青柳(あおやぎ)
青味の強い春の柳の葉のような濃い黄緑色。
平安時代以降、着物の表地と裏地の色の取り合わせである
重色目(かさねいろめ)に由来。表は薄萌黄(うすもえぎ)、
裏を濃萌黄(こきもえぎ)の組み合わせを青柳と呼び、
青々と垂れ下がった春の枝垂柳(しだれやなぎ)を表現し、
春に着用する着物の色だったそう。
柳のしなやかで細い枝を眉や糸に見立てた枕詞として、
古今和歌集には青柳を使った多くの歌が詠まれている。
この頃から桜と並び、春を表す色のひとつ。

>>> 青柳フェデリーニ・春味のクリームソース
柳のしなやかな細い枝を、イタリア語で糸という意味の
フェデリーニというパスタに見立ててみた。
手打ちだと糸というには不格好なパスタになるけれど、
風に揺れる柳をイメージしながら茹でる直前に伸ばして
細くすれば、まずまずの仕上がり。
実は冬が旬で、日本を含むアジアの一部でしか
食べられていない春菊は、ほろ苦い独特の風味が
逆に春を感じさせる。
黄色のセモリナ粉に春菊の鮮やかな緑を合わせ、
そこにレモン皮の色味と酸味、セージの清涼感、
カカオニブのほのかな苦味と甘みを掛け合わせて、
温かみのある青柳の緑を表現。

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○青漆(せいしつ)
石黄(せきおう)からできた黄漆に藍草から取り出した
藍蝋(あいろう)を加えた漆の一種。
青という字は原料の藍からきているそうで、青味はなく
深く渋い緑色。古くは縄文時代から使われ、江戸時代に
栄えた漆の色塗りのこと。
喜多川守貞が記した近世風俗志「守貞漫稿」には、
合羽の色に使われていたという記述があるそう。

>>> 青漆ポタージュ
漆といえば漆器。
その艶のある器に注がれたポタージュが思い浮かんだ。
同じウルシ科のカシューナッツをたっぷり使った
地味深い味わい。 
カシューナッツは16世期末に、ポルトガル人が
原産地のブラジルからインドや東アフリカに
防風林として植林したのがはじまりと言われ、
ポルトガル料理といえばコリアンダー。
辛い!甘い!スパイシー!みたいな強い味のもの
ばかりでなく、様々な料理に爽やかさをプラスしていて、
使い方がとても好みだった。
塩麹と味噌が何となく落ち着く日本の味を演出。

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A5(A4二つ折り)サイズ・オールカラー (両面印刷)
コンセプトシート・L判写真・スパイスorハーブ付き 
グラシンペーパーの封筒入り

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